(1)介護保険でリハビリをやっていますが、併用できますか?

併用できます。医療保険事業および介護保険事業とは全く別の自由診療体系であるため、介護保険を利用したリハビリを受けていても、さらに専門的なリハビリを希望される方は併用する形でご利用いただけます。

(2)なぜ脳卒中では発症180日以降は医療保険が使えないのですか?

平成31年4月1日より診療報酬制度が改定され、脳卒中後遺症や脊髄・脊椎疾患後遺症に対する通院リハビリは原則介護保険に移行しました。そのため、リハビリが必要な場合は介護保険を利用するのが一般的ですが、介護保険によるリハビリにも要介護状態等区分やケアプランの内容により回数や時間など様々な制約があり、機能回復や社会復帰に必要なリハビリが十分行えないことも多いのが現状です。そこで当クリニックでは、そういった制約がなく患者様の希望と目標に合わせたリハビリを提供できるよう自由診療を選択しています。

(3)リハビリ費用の補助はありますか?

一般社団法人自費リハビリ推進協会が行う自己負担額軽減措置制度を利用すると、措置区分に応じて1〜3割の軽減措置が受けられます。また、措置区分に当てはまらない方でも本協会に入会した場合は5%の軽減措置が受けられます(措置区分に当てはまる方で本協会に入会した方は最大で35%の減額措置が受けられます)。健康保険証や課税証明書(全項目証明)のコピー、医療福祉費受給者は受給者証のコピーの提出が必要です。詳しくは一般社団法人自費リハビリ推進協会までお問い合わせください。

(4)高額医療費支給制度は利用できますか?

高額医療費支給制度は保険医療に関わる高額医療費の支給制度であるため利用できません。

(5)医療費控除は申請できますか?

当院では医師の診察や検査ののち適応を判断し、医師の指示のもとリハビリを行っているため、確定申告することで医療費控除が受けられます。詳しくは所轄税務署もしくは当クリニック窓口までお問い合わせください。

(6)どんな人が脳卒中自費リハビリの対象になりますか?

主に脳血管障害(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、もやもや病、脳動静脈奇形など)が原因で、「自分で歩けない」「杖がないと歩けない」「字がうまく書けない」「箸が使えない」「物忘れが多くなった」などの後遺症があり、発症から6ヶ月以上(180日以上)経過している方が対象です。また、小児期の脳障害による手足の麻痺などの後遺症がある方、脊髄脊椎疾患術後の方、もしくは機能回復よりも機能維持・体力維持を図りたい方などのリハビリも可能です。

(7)脳卒中発症から何年も経過している場合でもリハビリは受けられますか?

問題ありません。発症からの経過が長い方や、リハビリを中断している期間が長い方にも効果的なリハビリを提供できるよう努めております。また、発症からの経過が長く手足のつっぱり(痙縮)が出現している方には、ボトックス治療を併用するなどして身体の状態に合わせたリハビリを提案しています。

(8)実際にどのようなリハビリができますか?

1回あたり1時間を基本単位として、一人ひとりの後遺症や目標に合わせ、細かいものを使った手先の練習や、筋肉を鍛えるトレーニング、バランスを取りながら歩く練習、ウォーキングマシンを使った練習などを完全マンツーマンで行うことができます。また後遺症に合わせて超音波治療器や電気治療器を用いながらリハビリを行うこともあります。リハビリ開始前の初回評価やプラン終了後などには、専用の機器や評価法を用いて身体の状態(筋肉量や体水分量、バランス、俊敏性、巧緻性、高次脳機能など)を評価するため、個々の患者様に合わせたより質の高いリハビリを提供することができます。

(9)リハビリを受けるにあたって紹介状は必要ですか?

必要に応じて当クリニックから問い合わせることができるので医師の紹介状は必ずしも必要ありませんが、介護保険を利用されている方はケアプランの内容がわかるもの、投薬治療中の方はお薬手帳など現在受けている医療の内容がわかるものをお持ちいただけると助かります。

(10)薬も一緒に出してもらえますか?

血圧や血糖の薬など定期通院としての処方や、風邪や頭痛などその時々の対処療法としての処方も可能です。ただし混合診療とならないよう、原則的にリハビリ日と別の日の受診をお願いしています。

(11)送迎はありますか?

送迎はありません。どうしても通院リハビリが困難な方は訪問リハビリを提案していますので気軽にご相談ください。